特別講演会
      
第13回 環境技術学会年次大会 

[1]15:05-16:25 木曽三川流域における森林の役割―治水の歴史と気候変動・温暖化に着目して
                      岐阜大学総合情報メディアセンター流域水文学研究室 篠田成郎先生

 木曽川・長良川・揖斐川で構成される木曽川水系は,標高3千メートル級の山々を源流域として,我が国最大の海抜ゼロメートル地帯を擁する濃尾平野を形成する流域である.
 かつてはその中下流域で相互に流れが交わる洪水頻発地であった。輪中で代表される水との闘いの歴史の上に今の生活・経済基盤が形成されている.安土桃山時代以降の治水の歴史では,耕作を中心とする生産活動と水害との因果関係を論じることは多いが,流域の大半を占める森林との関係に言及することは少ない.
 講演では,上流森林域が中下流での水害発生に及ぼす影響を歴史的に考察し,気候変動・温暖化および森林管理状態変化によるインパクトについても論じ,流域に及ぼす森林の影響や役割について紹介する。

[2]16:35-18:05 木曽三川における防災,環境保全に関する取り組み
                          国交省中部地方整備局木曽川上流河川事務所 浅野和広先生

 木曽川上流河川事務所は,木曽川水系すなわち木曽川,長良川,揖斐川の中流部の整備と管理,上流ダム群を中心とした流水管理,及び国営木曽三川公園の整備と管理を行っている事務所である。
 今回の講演では,木曽川水系の概要,及び特に近年この地域で重要な課題となってきている「防災分野」と全国的には特異な環境で知られている濃尾平野の「環境分野」について,事務所で行っている取り組みをご紹介するとともに,大きな課題となっている,水系全体の水循環に着目した水管理について意見交換したいと考えている。


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