2011年度環境サロンの予定を変更いたします。
       
 2011年度環境サロンの震災対応についての声明(2011.4.48)
                   環境技術学会

 2011年3月11日に起きた「東日本大震災」はわが国に未曾有の爪痕を残しました。
 と,過去形でこのことを語ることができる日は,いつになったら来るのでしょうか。

 地震や余震による地盤沈下と建物倒壊,大津波による街の破壊,原子力発電所事故による放射性物質の飛散。これら凄惨な現状を直接目の当たりにし,被害から生き残った方々の経験を,直接の被害に遭わなかった者が想像することは決してかなわないに違いありません。
しかし,だからといって,対岸の火事のように座して鎮火を待つだけでは,決して心の平安は訪れることはありません。

それでは何ができるのでしょうか。
まずは,被害の大きさを客観視し,生活の基盤として必要な要件は何であるのか,
産業の復興にはどのような道筋が考えられるのか,
国土と生態系はいかなる回復を目指せばいいのか,
そんなことを考えることから始めたいと思います。
そして,そのために環境技術がどのように関わることができるのか学会として意見を持ちたいと思います。
今日の市民生活に環境というキーワードが必須であるように,環境と震災対応は切り離すことができないものになるでしょう。また、復興には長い時間と多くの人の力を必要とすることでしょう。
そのため,本年度の環境サロンは,予定をいったん全て白紙に戻し,震災対応に軸足を置いてあらたに構成を検討することになりました。
9月に開催される環境技術学会大会では震災セッションが設けられる予定です。本学会でもそのセッションを皮切りに,年度の後半から震災に関連するプログラムでの開催を計画します。情報は、ホームページと機関誌で公開して参りますので、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。