「環境技術」2011年3月号 記事情報

掲載年 2011
巻(Vol.) 40
号(No.) 3
159 - 166
記事種類 研究論文
記事タイトル 生ごみ嫌気発酵によるメタンおよび水素生成ポテンシャル−食品標準成分に基づく分類と特性評価−
著 者 小林拓朗・李 東烈・徐 開欽・李 玉友・稲森悠平
第1著者ヨミ KOBAYASHI
第1著者所属 (独)国立環境研究所
要 旨  食品標準成分に基づき細分類された家庭系生ごみと事業系食品廃棄物について,それぞれ高温メタン発酵と高温水素発酵のバッチ実験を行い,メタンおよび水素ガス生成ポテンシャルを調査した.投入VSあたりメタン生成量は,原料の脂質含有率との間に有意な正の相関,炭水化物含有率との間に有意な負の相関を有しており,炭水化物系原料と比較して脂質系原料は平均値で2倍に相当する高いメタン生成量を示した.投入VSあたり水素生成量は,原料の炭水化物含有率に対して有意な正の相関,脂質含有率に対し有意な負の相関を有していた.炭水化物,脂質,タンパク質各含有率とVSあたりメタンおよび水素生成量を因子とする主成分分析の結果から,栄養成分に基づいた各原料の水素発酵またはメタン発酵それぞれの処理方式への適性評価が可能であることが示された.
キーワード:メタン発酵,水素発酵,生ごみ,食品標準成分
特集タイトル 研究論文特集
特集のねらい