「環境技術」2012年2月号 記事情報

掲載年 2012
巻(Vol.) 41
号(No.) 2
104 - 108
記事種類 解説
記事タイトル 社会還元加速プロジェクトの進捗状況等について―総合科学技術会議有識者議員報告より―
著 者 只見康信
第1著者ヨミ TADAMI
第1著者所属 東京大学サスティナビリティ学連携研究機構(前内閣府)
要 旨  政府の総合科学技術会議は,平成20年度より5年計画で社会還元加速プロジェクトを推進している.同プロジェクトは,関係府省庁や官民の連携の下,異分野融合による研究開発と社会システムの改革を一体的に進める実証試験を通して研究開発成果の社会還元を加速するものであり,6つの個別プロジェクトで構成される.本稿では「情報通信技術を用いた安全で効率的な道路交通システムの実現」と「環境・エネルギー問題等の解決に貢献するバイオマス資源の総合利活用」を解説した.平成23年9月に公表された中間的な報告書では,最終年度に向けた見直しを行うとともに,課題解決型の先駆的なモデル事業としての成果を,第4期科学技術基本計画(23年8月19日閣議決定)の実施に反映させる必要があると結論づけている.今後,科学技術によるイノベーションの推進において,社会との関係を深化させた実効性ある取組が求められるが,こうした実証試験の果たす役割は環境技術の観点からも注目される.
キーワード: 実証試験,バイオマス,ITS,総合科学技術会議,科学技術基本計画
特集タイトル
特集のねらい