水道の来し方行く末

著 者 金子光美
発 行 環境技術学会
発行日 2009年12月9日
四六判 160ページ
定 価  1260円(税込み) 
編集・制作 K’sプランニング
お申し込みは
こちらへ

本のご案内JPEG版
書評を読む
  
 あなたが飲むのは水道水,
 それともペットボトル水?

おいしい水道水が復活しつつある.
地球環境問題への関心が高くなるにつれて,
飲み水としてもう一度見直そうとする気運も高まっている.
そんな中で少しでも水道事業への理解を高めてもらいたいと書き綴られたのが本書である.
伝えられるべき水道技術も時間の経過とともに継承されなくなっていく.
しかし,文化というものは過去の知的財産の上に形成されるものである.
これまでの生活や経験,技術をふまえてこれからの水道はどうあればいいのか.
飲料水はどうあってほしいとわたしたちは考えるのか.
本書は水道事業に初めて携わる方々や学生を対象とする入門書であるが,
わたしたち市民が生活環境について考えるためのヒントに満ちている.
基本の表が8点、イメージが浮かびやすいように水道施設の写真数点が掲載されている.
【目 次】
はじめに
近代水道の歩み(江戸時代の用水事業、近代水道の始まり、Miles−Reinckeの現象、緩速濾過法の導入、急速濾過法、生物処理、オゾン処理、促進酸化法、活性炭吸着、膜処理)
消毒(塩素消毒、トリハロメタン、塩素処理以外の方法、残留塩素は必要か、消毒止めてペットボトル水?テロ対策と消毒、大腸菌と大腸菌群、大腸菌、紫外線消毒)
水道の民営化について(民営化と安全性、全体の奉仕者、水源保護、民の原理、水道経営、欧米化、健在緩速濾過、クリプトスポリジウム)
テロ対策(テロと水道、テロと浄水場、緊急時への対応)
マイクロバブルの利用
水道水離れ
ボトル水に水道水基準の適用を
学校への直接給水
先を見据えた経営
水を管理する 
(管轄省庁、推理嫌悪整理と流域管理、広域化、生物のコントロール、教育と人事、子供に施設の見学を) 
/あとがき  /付表