「環境技術」2005年4月号 記事情報

掲載年 2005
巻(Vol.) 34
号(No.) 4
279 - 286
記事種類 研究論文
記事タイトル 灌漑用水池放流水を模した長方形断面水路における密度予測
著 者 朴 鍾錫・町田 基・相川正美・瀧 和夫・立本英機
第1著者ヨミ ぱく
第1著者所属 千葉大学
要 旨  濁水のような密度が高い流体が水域へ流入すると,水域内では流体の濃度差によって密度流が発生し,拡散,混合および余剰となった水の流出が起こる.水域からの流出水の密度が一定の密度範囲に制限されている場合には,流入水が流出水に及ぼす影響を予測する必要がある.本研究では,水域のモデル実験設備を用いて水域内の密度流の拡散と混合の特性を調べた.水域内で発生する密度差は,流入直後に形成される密度流厚さよりも,水域内の流出側の壁で反射された後の密度流厚さに大きく影響を及ぼすことが判った.高密度流体が流入した後の水域内の密度変化および流出部での越流水の密度は,水域の長さ,時間,浮力のフラックスの関数として表せることを次元解析により明らかにした.さらに,越流水の密度を混合希釈度合いと時間を用いて次元解析に基づき,時間を変数とした実験式を導いた.
キーワード:密度流,混合,拡散,無次元密度,密度層,越流密度
特集タイトル
特集のねらい