「環境技術」2007年9月号 記事情報

掲載年 2007
巻(Vol.) 36
号(No.) 9
654 - 659
記事種類 研究ノート
記事タイトル 2種の嫌気性微生物を用いたPCE分解
著 者 金 銀淑・高岡秀充・高見澤一裕
第1著者ヨミ KIM
第1著者所属 岐阜大学大学院
要 旨  嫌気性バイオレメディエーションの実施に向けて,実験室レベルでの微生物によるテトラクロロエチレン(PCE)の完全分解を検討した.嫌気条件下でPCEをシス-1,2-ジクロロエチレン(cis-DCE)まで分解するClostridium bifermentans DPH-1株と,廃棄物埋立地浸出水スラッジ(蘭芝島(Nanji-do),韓国)より単離したcis-DCE分解菌(Clostridium sp. KYT-1 株)の2種類の菌株を用いた.その結果,PCE分解菌とcis-DCE分解菌を用いた二段階分解では初期PCEの39%が完全分解した.他方,嫌気性菌の混合培養においてPCEは完全に除去されず初期PCEの33%が残存した.しかし,PCEの中間代謝産物として問題になっているcis-DCEの蓄積はなかった.
Clostridium bifermrntansDPH-1株,Clostridiumsp. KYT-1株,混合培養,PCE
特集タイトル
特集のねらい