「環境技術」2009年1月号 記事情報

掲載年 2009
巻(Vol.) 38
号(No.) 1
57 - 64
記事種類 調査報告
記事タイトル 遊泳用プール水における合成有機高分子および無機凝集剤等の使用実態ならびに残留アルミニウム濃度
著 者 吉川循江・日高利夫
第1著者ヨミ よしかわ
第1著者所属 横浜市衛生研究所
要 旨  遊泳用プール水はろ過装置により浄化処理されながら循環利用されている.これらの循環ろ過装置としては砂ろ過,珪藻土,カートリッジ等の方式の装置が採用されており,砂ろ過方式においてはろ過の精度を高めるためにろ過剤(無機凝集剤)が注入されていることはよく知られている.しかし,無機凝集剤以外の凝集剤については使用実態が明らかになっていないのが現状である.これは,プール用に合成有機高分子凝集剤等を使用する場合に規制がなく,薬品の成分名を公表する必要がないことが原因と考えられる.今回,横浜市内で遊泳用プールを対象に,合成有機高分子凝集剤等の水処理薬品の使用実態に関する聞き取り調査を行った.また,同時にアルミニウム量を測定したところ,無機凝集剤に由来して蓄積し残留していることが分かった.さらに,循環ろ過方式別に水処理薬品の使われ方を分類し,薬品を使用しつつ安全で衛生的にプール水を利用していくための考察を行った.
キーワード:遊泳用プール,合成有機高分子凝集剤,アルミニウム系凝集剤,水処理薬品,循環ろ過装置
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特集のねらい