「環境技術」2010年7月号 記事情報

掲載年 2010
巻(Vol.) 39
号(No.) 7
401 - 405
記事種類 特集記事
記事タイトル 気温分布でみる都心の中の風の道
著 者 鍋島美奈子
第1著者ヨミ NABESHIMA
第1著者所属 大阪市立大学
要 旨  大阪の都心部での気温の実測調査をもとに,都市の中の風の道の現状について考察する.2009年の8月に河川上の気温と街区公園内の気温を計測し,気温分布図を作成した結果,木津川がヒートアイランドを分断する風の道になっていることがわかった.また,2008年8月に行った道路上の気温と街区公園内の気温実測の結果からは,交通排熱の影響が顕著になる時間帯が日没後20時前後であり,アスペクト比(H/D)の大きい断面形状の街路で気温が高くなる傾向を明らかにした.夏期の主風向に平行な東西道路では,風の道のポテンシャルが高いが,路面温度の上昇や交通排熱の影響で熱風の道になる危険性があることを指摘した.
キーワード:実測調査,交通排熱,アスペクト比
特集タイトル ストリートキャニオン
特集のねらい