「環境技術」2020年6号 記事情報

掲載年 2020
巻(Vol.) 49
号(No.) 6
326 - 335
記事種類 研究論文
記事タイトル トイレに流せるとする衛生製品の水解性評価について
著 者 佐藤克己、高橋岩仁、保坂成司、森田弘昭
第1著者ヨミ SATO
第1著者所属 日本大学
要 旨 「トイレに流せる」と表示している衛生製品は,日本や欧米で製造販売され,その利便性のために急速に普及している.これらの衛生製品には世界の下水道関係者団体と欧米の製造者団体が制定した2つの国際規格がある.一方で,日本では規格化の途上にあるのが現状である.本研究では,トイレに流せるとする衛生製品の水解性について,国内規格化に向けた課題整理を念頭に,世界の下水道関係者団体が定めた規格(IWSFG PAS3)と日本のトイレットペーパー規格(JIS P 4501)により製品の水解性を検証するとともにそれぞれの試験方法を評価した.その結果,トイレットペーパーと同様に水解するものからまったく水解しない製品が流通していることが判明した.そして,国内規格が制定されていないなか,JIS P 4501を代用することには,ある程度の合理性があることが明らかになった.また,IWSFG PAS3は下水道施設の維持管理にとって安全側見地に立った試験法であることが確認できた.
キーワード:トイレに流せる衛生製品,IWSFG PAS3,JIS P 4501,水解性,国内規格の制定
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