掲載年 |
2020 |
巻(Vol.) |
49
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号(No.) |
6
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頁 |
336 - 336 |
記事種類 |
コラム
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記事タイトル |
心残りなこと(その2)ウェットな廃棄物の処理 |
著 者 |
竺 文彦 |
第1著者ヨミ |
JIKU |
第1著者所属 |
龍谷大学 |
要 旨 |
日本では,前世紀に家庭の廃棄物は厚生省が管轄していて,衛生的な観点から,家庭の廃棄物は焼却すべしと定めて,以降,プラスチックのリサイクル等は行ってきましたが,生ごみについては何ら改善をしておらず,相変わらず,家庭ごみの紙,プラスチック,生ごみを焼却しています.しかし,家庭ごみの問題がダイオキシンから地球温暖化へと変化していく中で,家庭ごみのおよそ1/3を占め,水分8割以上の生ごみを焼却炉に放り込むことは,発電量を減少させ,エネルギーの無駄,税金の無駄遣いに繋がることになります.すなわち,生ごみの水分は蒸発する際に蒸発熱を奪うため,発電効率を落とすことになるわけです.こんなことは小学生でも分かることです.… |
特集タイトル |
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特集のねらい |
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